車を歩いて取りにいき
食材を仕入れ、
午前の仕事(笑)は終了。
戻ってからぼんやり薔薇をみている。
冷え性なもので冷房をいれていない。
気温が上がるにつれ
たちまち花の色はにごり、
首は項垂れ葉は萎れる。
昨夜はあんなに元気に咲いていた花から生気が失われてく姿は、
凋落していく栄華のごとく。
さくそはな、花がしぼみ、失われる生。
眼に見える形でたちまちに。
いろいろなものを手放して次のステージに移動していく。
次は何を手放すのだろう?とふと思う。
成長するには手放さなければならないとは知りつつも。
刈り取られる稲の匂いと光景がそういう思いに拍車をかけるのだろう。
青々とした穂波が波打つ田と、重たげに穂を垂れる田、
金色の切り株を残し刈られた田。
光景の中に同時に入り混じる。
冷房いれとけば、も少しもったのか。
まあ、仕方が無いが。
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